イタリア楽描きessay

イタリア・シンプルライフ

Bistecca di vitello alla brace「炭火焼き子牛肉のステーキ」

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暖炉に火を入れる季節は

ここが調理場になる。

 

あまり肉を食べなくなった私は

自分から買いに行くことは

ほとんどない。

 

それを心配したダンナの両親が

最近よく肉を買って届けてくれる。

 

ダンナも息子達も大好きなので

大喜びで炭火焼きステーキを

好みの焼き加減で堪能している。

 

私がちょっとだけ食べるときは

さっと焼けた程度で一部切り取り

あとはダンナ好みの

ベンコッタ(ウエルダン)まで焼く。

 

味付けは後から。

塩・胡椒・オリーブオイルが

男たちのお気に入りパターン。

最近はレモン汁をかけるのが

ダンナと次男のブーム。

 

私はオリーブオイル、醤油

そして粒マスタード。

これが気に入っている。

 

焼き網もあるけれど

油分が炭の上にぼたぼた落ちて

居間が煙で真っ白になる。

 

5年前くらいに購入した

V字型の金属パーツでできた焼き道具を

愛用するようになって

煙問題があっさり解決した。

 

油分が溝に溜まり

微妙に傾けることで

ビンのなかに集めることができる。

これは優れもの。

手入れもしやすい。

 

薪の準備や灰の掃除、汚れる床。

こういう手間はあるけれど

やはり暖炉はいい。

体も胃袋も温めてくれる。

 

bistecca(ビステッカ)=ステーキ

vitello(ヴィテッロ)=子牛

brace(ブラーチェ)=炭火

ben cotta(ベンコッタ)=ウエルダン(しっかり焼く)

media(メディア)=メディアム(中焼き)

al sangue(アルサングエ)=レア(生焼き)

  

 

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