イタリア楽描きessay

イタリア・シンプルライフ

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

4 piatti di vetro e il fornino elettrico「4枚のガラス皿と電気オーブン」

最近我が家にやってきた 台所の新メンバー。 17年間使ったオーブンの 扉のバネが壊れてしまい 修理しようと分解したが 内部も油分でギトギトだったので 買い替えることにした。 何度も鳩の丸焼きを調理したので その油はいたるところに浸透していた。 オー…

Purè di patate「ジャガイモのピューレ」

次男が左肘を骨折して 入院したときに 病院で食べて彼が惚れこんだメニュー。 それ以来ときどき作る。 私はジャガイモの歯ごたえが 残っている荒つぶしのこっちの方が好き。 けれど息子たちの好みは とろとろクリームに近い食感のピューレ。 茹でたジャガイ…

Cestini per i generi vari 2「雑貨整理用のかご2」

ごちゃごちゃしやすいものを 私も家族もなるべく簡単に かたずけられるように かごを活用している。 子供たちがよく使う ヘッドフォンや充電器などは まとめてコンセントの近くへ。 すぐに見える場所にあるので 探す手間が省ける。 私が使っている画材や小道…

Piccione arrosto con patate e funghi「ジャガイモときのこ添え鳩のオーブン焼き 」

日曜日のお昼に食べたメニュー。 食用の鳩はダンナの実家で 育てて捌いて下味までつけて 我が家まで届けてくれる。 まずは鳩を焼く。 その間にジャガイモときのこを 大きめに切っておく。 肉が半分くらい焼けた頃合いで 塩・胡椒・ローズマリー・オリーブオ…

Orzo solubile alla cannella「シナモン入り顆粒大麦茶」

寒い時に体を温めるため 近頃よく飲むのがこれ。 朝、牛乳はほとんど飲まないのに ビスケットを浸して食べるのが好きな 長男がよく牛乳を残すので これに顆粒の大麦を溶かして 朝の休憩時間に飲むようになった。 加えるのは黒糖とシナモン。 牛乳愛飲者では…

Cestini per i generi vari「雑貨整理用のかご」

散らかりやすい 日用雑貨や小物は 用途ごとに分けて収納している。 暖炉の前には 点火材やライター 灰を掃除する小箒などを まとめて小さなカゴへ。 引き出しを開ける作業さえ 億劫だというダンナの 財布やメガネ、カード類は さっと取り入れできる場所に ま…

Vino casareccio「自家製ワイン」

ダンナの実家では毎年 自家製ワインを作る。 近所に住む親戚が ブドウやオリーブの収穫の時期には 自然と集まり協力し合う。 話し合いをするわけでもないのに 日程を適度にずらして できる人が手を貸す。 強制も強要もない。 ぎすぎすした分離社会で 暮らし…

La divisa dello scout「ボーイスカウトの制服」

デジタルゲームや動画に飽きると 家を出て外に行く次男と違い 長男はデジタル画面にへばりついて 離れない傾向があった。 そこでダンナが提案したのが ボーイスカウト。 キャンプ ボランティア活動 グループ参加のイベント などなど いろいろなことをやって…

Il metodo al rotolo nelle cassette「引き出しの筒型収納方法」

衣類の収納に筒型分類を 取り入れたのは去年のこと。 家族のアレドコ攻撃を かなり回避できるようになった。 以前は平積み収納していた。 その日着たい服を探した後 もと通りに戻せない男たちの 尻拭いをしたくないから この筒型収納にした。 バカンスや長期…

Risotto alla rucola e supplì「ルッコラのリゾットとスップリ」

夕食にルッコラのリゾットを わざとたっぷり作って 翌日の夕飯には余ったものに チーズを加えてスップリにした。 Supplìとはライスコロッケのこと。 去年からよくやるパターン。 ルッコラのリゾットは 家族全員の好物なので 大抵は完食していたのだけれど あ…

Fettuccine a nido「巣形のフェットゥッチーネ」

息子とダンナ用のパスタが 収納ケースになかった昼食 私のために購入したこのパスタを使ったら 大不評で次男は一口食べた後 一切食べようとしなかった。 なぜなら全粒粉のパスタだったから。 フェットゥッチーネは タリアテッレより細いので 製粉した粉を使…

San Valentino e le palline di cioccolato「聖ヴァレンティーノとチョコボール」

聖人ヴァレンティーノを祭る チョコレートのイベントは ペルージアにとって サッカーライバルチームの町 テル二でこの時期開催される。 だから「本物のペルージア人なら ヴァレンタインなど祝わない」と 昨日息子が言っていた。 私はサッカーに興味がないの…

Murakami Haruki「村上春樹」

手元にあった「1Q84」を 先日図書館に返却したので ベッドサイドの引き出しにあった 「海辺のカフカ」と「ねじまき鳥クロニクル」を 並行して読み始めた。 イタリアで名の知れた作家といえば 「ハルキ・バナナ・ミシマ」の3人。 どうやら翻訳者が限られ…

Kaki secchi「干し柿」

柿が豊作だった昨年 友人が作ってくれた干し柿。 なんともいえない甘さ。 天然の甘味はやさしい。 イタリアで見かける柿はほとんど渋柿。 完熟させてゼリーのようになるまで待って 皮をむきスプーンで食べる。 信じられないほど甘くなるのだが 熟していない…

Tagliolini con porro e alghe「西洋ねぎと海苔添えタリオリーニ」

お義母さんが作ってくれた 極細切の手打ちパスタ。 鶏・牛肉と香味野菜のスープで 食べることが多い。 そのスープが濃厚で 豚骨ラーメンを連想したので 最後に残ったパスタとスープに 西洋ネギときざみ海苔を加えてみた。 西洋と東洋の味の統合。 一人の昼食…

Cozze gratinate 「ムール貝のオーブン焼き」

鮮魚を販売するワゴンが 自宅のそばに来る金曜日または その翌日によく作る一品。 フランス語のgratin(グラタン)から 派生した名前がついているけれど ホワイトソースは使わない。 ムール貝を軽くゆでて開き 殻の半分の上に味付けパン粉をかけて オーブン…