イタリア楽描きessay

イタリア・シンプルライフ

Secchi della spazzatura 「分類ゴミ箱」

f:id:yluna:20170108145122j:plain

あけましておめでとうございます。

 

ここ2年連続

夏のバカンスは

キャンプ場のバンガロー滞在。

そこで会得した方法がこれ。

 

なにしろ調理コーナーが

必要最低限のサイズなので

大きなゴミ箱を置くことができない。

 

流し台の下の空間に

空き箱やバケツなどを配置して

料理中も片付けの最中も

くつろぎの時間も

使いやすいように工夫を施していた。

 

自宅に戻ってから同様に

4区分の分類ゴミ箱を使い始めた。

 

ぴったりサイズの木箱を作ろうかな?

と思ったが

生ごみの液漏れやオイルの滲み

子供たちにも扱いやすい重さ

そういう点を考慮して

プラスチックの収納ケースを活用中。

 

猫のいたずら防止と臭いを防ぐために

生ごみにだけふたをする。

 

ペルージア市の分類は4つ。

紙類(carta e cartone)

瓶・缶・プラスチック(vetro,metalli,plastica)

生ごみ(rifiuti organici)

その他のゴミ(rifiuti indifferenziati)

 

粗大ごみは電話予約で無料回収。

食用使用済み油・工業用オイル・電池・バッテリー・

医薬品・蛍光灯・電化製品などは

イゾラ・エコロジカ(isola ecologica)という

回収場所に持っていく。

 

イタリアで分別収集が始まったのは

ここ十数年のこと。

紙とプラスチックの区別がつかない人が

多いことに驚く。

 

罰金を払いたくないからと

お義父さんもお義母さんも

分類に勤しんでいる。

 

「罰金」という重しを掲げて

不安をもとに人々を動かすことは

望ましくはないけれど

それでもごちゃまぜにして

何も考えずに捨てていた頃よりは一歩前進した。

 

自分が使ったものが自分に返ってくる。

できることをやればそれでいい。

そう思っている。

 

 

yluna.hatenablog.com

yluna.hatenablog.com

yluna.hatenablog.com