イタリア楽描きessay

イタリア・シンプルライフ

ボタンをつける

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日本の「技術・家庭科」にあたる授業での課題。

小学校は5年、中学校は3年なので

イタリアの中学1年生は

日本では小学6年生。

 

だいたい同じ時期にボタンつけを

学校でやった記憶がある。

 

それぞれの学校によって

または教授によって

カリキュラムは異なるが

男女に分かれての授業はない。

体育も技術・家庭も一緒。

 

ムスコ達の中学校は規模が小さく

校庭も体育館もプールもない。

音楽室・理科室・家庭科室もない。

職員室もない。

 

体育の授業は体育館と校庭のある

隣町の中学校までバス移動して行われる。

 

ひとクラスの人数は20人前後。

少人数制ですばらしい!と思いきや

それ以上の(主に)イタリア人の子供を

集めるとまとまりがつかないのだ。

 

生徒数120人程度の小さな学校だが

結構いろんな人種が交じっている。

人種差別もいじめもある。

ただし陰湿感は少ない。

わかりやすくストレート。

 

アジア人の血が濃い長男は

ターゲットになっているけれど

「相手にしない」ことと

「自分の身は自分で守る」ことを

確実に学んでいる。

 

bottone(ボットーネ)=ボタン

 

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