パスクワの焼き菓子
イタリアのど真ん中、ウンブリア地方の
イースターの焼き菓子、チャラミーコラ。
お義母さんはチーズトルタ同様
このケーキを石窯で焼く。
生地が焼きあがったら
卵白にレモン汁、たっぷりの砂糖を入れて
きめ細かく泡立て、コーティング。
その上にカラフルなチョコレート飾りを散らす。
固まらせるためにもう一度窯に戻す。
石窯の周りでちょろちょろ遊んでいる
コドモ達の出番はこの飾りつけ。
食べる前はもっとこってりして
しつこい味を想像したけれど
意外にシンプルな味で
見た目とのギャップに妙に感心した。
この焼き菓子もまだ手伝いしかやっていないので
自分で焼けるかどうかはわからない。
チーズトルタもこのケーキも
お義母さんに材料の分量を聞くと
「さあ？目分量だからねえ」
という答え。
卵とチーズの割合だけは
頭に入っていて、粉・油・砂糖・塩・リキュールは
目と手と舌で判断する。
すごい。
今年は義妹も自分一人で作った。
彼女はきっちり計る人だが
お義母さんとは別のレシピ。
彼女のトルタもケーキも美味しかった。
ムスコ達だけでなく
ワタシもシアワセモノだ。
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