パスクワ(イースター)のシンボルといえば卵。
イタリアではこちらのタマゴが
いまや復活祭の象徴。
先進国ではどこもかしこも
お祭りごとが商業ベースになっている。
でもお義母さんは
古くからの伝統を守り
パスクワのトルタと焼き菓子を
昔ながらの石窯で焼く
数少ない貴重な人。
それを手伝い、その目で見ながら育つ
我が家の息子たちは幸運だ。
さて、この時期に飾るイースターエッグは
友達や親せきへの
ささやかな贈り物として喜ばれる。
こちらに書いた通り
手作りした小物を安売りせず
大きさを選べるように3つのサイズの
イースターエッグを用意した。
復活祭当日の朝は
あらかじめ清めてもらった
ゆで卵と塩を食べる。
イタリアでの大掃除は
このパスクワ前にやる。
復活祭前に神父が家を1件ずつまわり
清めの儀式をする。
クリスマスとパスクワは
イタリア家庭にとってお正月お盆のように
大事にされている行事。
単なる商業イベントではない。
pasqua (パスクワ)=イースター、復活祭
uovo/uova (ウォーヴォ/ウォーヴァ)=卵