あけましておめでとうございます。
ここ2年連続
夏のバカンスは
キャンプ場のバンガロー滞在。
そこで会得した方法がこれ。
なにしろ調理コーナーが
必要最低限のサイズなので
大きなゴミ箱を置くことができない。
流し台の下の空間に
空き箱やバケツなどを配置して
料理中も片付けの最中も
くつろぎの時間も
使いやすいように工夫を施していた。
自宅に戻ってから同様に
4区分の分類ゴミ箱を使い始めた。
ぴったりサイズの木箱を作ろうかな?
と思ったが
生ごみの液漏れやオイルの滲み
子供たちにも扱いやすい重さ
そういう点を考慮して
プラスチックの収納ケースを活用中。
猫のいたずら防止と臭いを防ぐために
生ごみにだけふたをする。
ペルージア市の分類は4つ。
紙類(carta e cartone)
瓶・缶・プラスチック(vetro,metalli,plastica)
生ごみ(rifiuti organici)
その他のゴミ(rifiuti indifferenziati)
粗大ごみは電話予約で無料回収。
食用使用済み油・工業用オイル・電池・バッテリー・
医薬品・蛍光灯・電化製品などは
イゾラ・エコロジカ(isola ecologica)という
回収場所に持っていく。
イタリアで分別収集が始まったのは
ここ十数年のこと。
紙とプラスチックの区別がつかない人が
多いことに驚く。
罰金を払いたくないからと
お義父さんもお義母さんも
分類に勤しんでいる。
「罰金」という重しを掲げて
不安をもとに人々を動かすことは
望ましくはないけれど
それでもごちゃまぜにして
何も考えずに捨てていた頃よりは一歩前進した。
自分が使ったものが自分に返ってくる。
できることをやればそれでいい。
そう思っている。