地元「豚祭り」の定番メニュー4品目はこれ。
プリモ(1皿目)とセコンド(2皿目)が合体したウンブリア料理。
ポレンタはもともと北イタリア料理。
こちらのブログ記事がとてもわかりやすい。
養豚産業が盛んな中部イタリア
とくにペルージア近辺では
粗びきソーセージとリブ(骨付きあばら肉)を
まるごと入れて煮込んだトマトソースを
緩めに練ったポレンタにかけて食べる。
日本で再現するならば
リブかベーコンをたっぷりトマトソースに加えて
煮込めばやや近い味になるかも。
好みでパルミッジャーノも振りかけて。
豚肉の脂身から出る旨みを
ソースに染み込ませるところがポイント。
トウモロコシ粉を水で練っただけの
素朴な味のポレンタに濃厚なソースの組み合わせ。
飲み物は当然赤ワイン。
水で薄めたような赤ワインでは
このソースに負けてしまうので
とびきり濃いワインがいい。
コドモ達が好きなパターンは
粗びきソーセージをほぐして作るソース。
食べやすいし、旨みも肉も均等に散らばるから。
今年の冬は何度も
このソーセージをほぐして作るポレンタを
お義母さんが作ってくれた。
固めのポレンタは苦手だったが
緩めのトマトソースがけは大好き。
costicina/e(コスティチーナ/ネ)=ぶつ切あばら肉
salsiccia/ce(サルシッチャ/チェ)=ソーセージ
これまで紹介した「豚祭り」定番メニューはこちら。
ポレンタ用のトウモロコシ粉で作るメニューはこちら。